服
結局タイトに着るのとダボっと着るのでは印象にどんな差が出るのか
済2026年8月・公式サイト調べ/毎月更新
この記事の要点
- メンズノンノの複数の記事で、オーバーサイズの着こなしは「上品なルックス」「独特の柔らかさ」といった語で紹介されています(記事ごとに異なる人物のコメント)。
- MEN'S EXのスタイリスト・政近準子氏は、ゆったりでもきつくもない完璧なフィットを「洗練された緊張感を放つ」と表現しています。通販ブランドAUENの解説記事は「清潔感と洗練された印象」という言葉を使っています。
- オーバーサイズの失敗は肩のラインが落ちる・袖口や裾がたるむことだと、MEN'S EXとAUENが独立してそれぞれ指摘しています。
- AUENは服選びの目安として「厚手のアウターは肩幅より3〜5cm大きめ」という数値を挙げています。ただし「休日はオーバーサイズでよい」という指針は今回の調査で見つかりませんでした。
流行っているからとりあえずオーバーサイズ、スタイルよく見せたいからタイト、と選び方はなんとなくでも、同じシャツはダボっと着るかタイトに着るかで鏡に映る印象が変わります。だが「なぜそう見えるのか」「どこで失敗するのか」まで踏み込んだ説明は、意外と目にしません。
オーバーサイズは「上品」「大人っぽい」といった柔らかい印象、ジャスト/タイトは「洗練された緊張感」「清潔感」といった引き締まった印象と、それぞれ別のファッション媒体が紹介しています。一方で失敗の起き方には違いがあり、特にオーバーサイズは肩のラインが落ちる・袖口や裾がたるむと逆効果になる、という点は独立した2媒体が一致して指摘しています。この記事は、メンズノンノ・MEN’S EX・AUEN(通販ブランドのメディア)が公式サイトで解説している内容をもとに整理したものです。
この記事の要点
- メンズノンノの複数の記事で、オーバーサイズの着こなしは「上品なルックス」「独特の柔らかさ」といった語で紹介されています(記事ごとに異なる人物のコメント)
- MEN’S EXのスタイリスト・政近準子氏は、ゆったりでもきつくもない完璧なフィットを「洗練された緊張感を放つ」と表現しています。通販ブランドAUENの解説記事は「清潔感と洗練された印象」という言葉を使っています
- オーバーサイズの失敗は肩のラインが落ちる・袖口や裾がたるむことだと、MEN’S EXとAUENが独立してそれぞれ指摘しています
- AUENは服選びの目安として「厚手のアウターは肩幅より3〜5cm大きめ」という数値を挙げています。ただし「休日はオーバーサイズでよい」という指針は今回の調査で見つかりませんでした
ダボっと着ると、こう見える
メンズノンノ(MEN’S NON-NO WEB)は、オーバーサイズの着こなしを紹介する記事を複数公開しています。ユニクロコラボのオックスフォードシャツについて、あるコメントはこう表現しています。
ダイナミックさのあるオーバーシルエットですが、独特の柔らかさで描かれていて、どこから見ても上品なルックスに。
同じ記事は、オーバーサイズでも間延びして見えない理由についても触れています。
オーバーサイズが引き締まって見えるのは、コンパクトにまとめられた首まわりと短めに設定された袖のおかげだと思います。
別の特集(黒コートの着こなし)では、スタイリストが次のように表現しています。
下にしっかり着込んでガバッと羽織れるボリュームシルエット
これらはすべてメンズノンノという1媒体の中の、記事ごとに異なる人物のコメントです。「オーバーサイズ=上品」という業界共通の定義ではなく、個々のスタイリスト・編集者が自分の言葉で表現した印象だと理解しておくのが正確です。ただし、首まわりや袖口など体に近い部分を絞ると間延びを防げる、という指摘は具体的な工夫として参考になります。
タイト/ジャストに着ると、こう見える — 「清潔感」「洗練された緊張感」
タイト・ジャストサイズの印象については、MEN’S EXと通販ブランドAUENがそれぞれ言葉を残しています。
MEN’S EXでは(パーソナルスタイリスト・政近準子氏の言葉として)、ビジネスの装いについてこう語られています。
私は現場でミリ単位のサイズ感を求めますし、ゆったりでもきつくもない完璧なフィットは、洗練された緊張感を放ちます。
AUEN(通販ブランドのメディア)は、体格ががっちりした人向けの記事でこう説明しています。
程よくフィットしたシャツやジャケットは清潔感と洗練された印象を与え、きちんとした大人の雰囲気を演出しますよ。
「清潔感」という語を直接使っているのはAUENのみで、MEN’S EXの「洗練された緊張感」とは表現が異なります。ただし方向性は同じで、ゆるすぎずきつすぎないフィット感が、引き締まった印象・信頼感につながる、という見方をそれぞれの媒体が示しています。AUENは自社通販サイトの解説記事であり、販売動機のある媒体である点は留意してください。
失敗はどこで起きるか
オーバーサイズの失敗は、独立した2媒体で趣旨が一致しています。MEN’S EX(記事ライターの地の文)はこう書いています。
確かに、肩のラインが落ち、袖口や裾がたるむとマイナスの印象を刷り込みかねない。
AUENも、別の文脈でほぼ同じ指摘をしています。
体にフィットしすぎる服は動きにくさを生み出し、逆にオーバーサイズの服はだらしなく見えてしまうでしょう。
AUENの別記事は、ワンサイズ上げたときに何が起きるかも説明しています。
余った生地は体の輪郭をぼかすので、今度は全身が大きく見えます。
MEN’S EXと通販サイトAUEN、独立した2つの媒体が、肩のラインの落ちと袖口・裾のたるみを、オーバーサイズがだらしなく見える具体的な要因として挙げています。これがこの記事でいちばん芯になる部分です。オーバーサイズを選ぶとき、肩幅と袖口・裾のサイズだけは合わせておく価値があります。
タイト側の失敗は、それぞれ単独の媒体が触れています。メンズノンノの、細身のパンツを愛用する人物へのインタビュー記事は、サイズ選びのコツをこう表現しています。
体のラインを拾うけどピチピチすぎないバランスが大事です。窮屈な印象にならないように。
AUENは、体格ががっちりした人向けの記事で、タイトすぎる服の影響をより具体的に説明しています。
逆にタイトすぎると胸や腕の張りが布に出て、体の厚みが強調されます。
この2つは別々の媒体の指摘で、「複数媒体で一致した」とまでは言えません。AUENの説明はがっちり体型向けの記事内のもので、標準体型にもそのまま当てはまるかは記事内で区別されていません。
じゃあどう選ぶか
場面によって指針の厚みに差があります。ビジネスの場面については、MEN’S EXの記事が政近準子氏のコメントとともに、ジャストなフィットの重要性を強調しています。「ミリ単位のサイズ感」を求めるという発言は、ビジネスリーダー層向けの記事の中のもので、一般的なオフィスカジュアルにそのまま当てはまるとは記事内で明言されていません。
一方、「休日はオーバーサイズでよい」という対になる指針は、この記事の調査では見つかりませんでした。AUENの「普段着・休日」のコーディネートページも確認しましたが、シルエットに関する説明文自体がありませんでした。仕事とプライベートでサイズ感を変える指針を断定的に書くことは、この記事ではできません。
具体的なサイズの目安は、AUENが2つの記事で近い基準を示しています。
薄手のアウターやトップスの場合は肩幅のジャストサイズ、厚手のアウターであれば肩幅よりも3〜5cmくらい大きいものを選ぶことがおすすめです
サイズ選びの基準は肩幅です。肩の縫い目が肩先に乗る一枚を選び、胴回りは指2本分ほどのゆとりで止めます。
この数値目安は、AUEN(通販サイト・EC媒体)単独の情報です。しかも「肩幅が広い」「がっちり体型」という特定の体型向けの記事内での基準であり、標準体型にもそのまま当てはまるかは検証されていません。迷ったときの出発点として、肩の縫い目が肩先に乗るかどうかを見る、くらいの使い方が現実的です。
よくある質問
オーバーサイズを選ぶとき、サイズの目安はありますか
AUENの解説記事によれば、薄手のアウターやトップスは肩幅のジャストサイズ、厚手のアウターは肩幅より3〜5cmくらい大きいものが目安です。単一媒体(EC・特定体型向け)の情報である点は踏まえてください。
休日はオーバーサイズで着崩していいですか
この記事の調査では、それを裏づける出典は見つかりませんでした。AUENの休日向けページにもシルエットの説明はなく、正直にお伝えします。
ジャストサイズだと清潔感が出るというのは本当ですか
AUENの解説記事は「清潔感と洗練された印象」という言葉を使っています。ただしこの表現を使っているのはAUEN単独で、他の媒体では確認できていません。
オーバーサイズがいちばん失敗しやすいのはどこですか
肩のラインと、袖口・裾です。MEN’S EXとAUEN、独立した2媒体がこの点を共通して指摘しています。
タイトに着ると窮屈に見えませんか
メンズノンノは「ピチピチすぎない」バランスの大切さを、AUENは「胸や腕の張りが布に出て、体の厚みが強調される」ことを、それぞれ単独で説明しています。
まとめ
ダボっと着ると柔らかく上品な印象に、タイト・ジャストに着ると洗練された緊張感や清潔感に近づく、という傾向は複数の媒体から見えてきます。ただしオーバーサイズの失敗は肩のラインと袖口・裾に出やすいという点だけは、独立した2媒体が一致して指摘している、いちばん確からしい部分です。
清潔感はシルエットだけでなく、服の状態そのものでも変わります。服のシワの防ぎ方も合わせてどうぞ。ほかの記事は記事の一覧にあります。
この記事は出典の確認にもとづいて書いています。編集部が実際に着比べて検証したものではなく、各媒体が公開している解説・コメントが根拠です。印象の語彙は個々のスタイリスト・編集者・記事の言葉であり、媒体全体の統一見解ではありません。
出典
MEN’S NON-NO WEB(mensnonno.jp、2026年8月25日確認)
- オーバーサイズシャツの着こなし https://www.mensnonno.jp/fashion/new-topics/780360/
- 黒コートの着こなし特集 https://www.mensnonno.jp/fashion/how-to-wear/280594/
- 細身のパンツを愛用する人物のインタビュー https://www.mensnonno.jp/fashion/how-to-wear/361892/
MEN’S EX(mens-ex.jp、2026年8月25日確認・パーソナルスタイリスト政近準子氏のコメントを含む記事)
- 「累計2万人以上を見てきたスタイリストが明かす! 装いで体現するリーダーの在り方」 https://www.mens-ex.jp/archives/1299187
AUEN(通販ブランドのメディア。旧Dcollection・clubd.co.jp。自社通販の販売動機がある媒体、2026年8月25日確認)
- 「40代がっちり体型のメンズにおすすめのファッション術を徹底解説!」 https://www.clubd.co.jp/mensfashion/post-40s-fashion-mens-stocky/
- 「がっちり体型のメンズファッション|太く見えない選び方と整うコーデ」 https://www.clubd.co.jp/mensfashion/post-54667/
- 「肩幅が広いメンズ必見!おしゃれに魅せる着こなし術をプロが伝授」 https://www.clubd.co.jp/mensfashion/post-218690/